
当院は女性の一生をサポートするクリニックとして様々な病状に真摯に取り組んでいきます。患者様においては、「どこで相談したらいいかわからない、あるいは恥ずかしい」「診察が不安」など、来院を躊躇されることが多いと思います。女性の様々な悩みに対して、女性ならではの観点からご相談に乗れるよう、努力していきたいと思います。
当院は女性の一生をサポートするクリニックとして様々な病状に真摯に取り組んでいきます。患者様においては、「どこで相談したらいいかわからない、あるいは恥ずかしい」「診察が不安」など、来院を躊躇されることが多いと思います。女性の様々な悩みに対して、女性ならではの観点からご相談に乗れるよう、努力していきたいと思います。
分娩は取り扱っておりません。
里帰り出産の方の健診や、出産する病院への紹介を行っております。
また、岡山大学産婦人科と提携し、オープンシステムを採用しております。妊婦検診は当院で受けていただき、妊娠9ヶ月末から出産までを岡山大学病院でみていただくという制度です。
まずは受診していただき、ご希望にそった対応をさせていただきます。
一般婦人科を受診する前の年齢の女の子のご相談も承ります。
女性医師による問診・診察ですので、安心してご相談ください。
更年期外来には二本の柱があります。
ひとつは閉経前後に起こる体調の変化に寄り添う外来、もうひとつは子宮がん検診を中心とした検診外来です。
閉経前後はほてりや動悸、発汗などの更年期症状で悩まれるかた、閉経前の不正出血や子宮筋腫、内膜症などの疾患の検診が必要となってきます。また、高脂血症や高血圧などの生活習慣病に対する注意も必要となる年代です。
当院では更年期世代の様々なご相談に乗れるような外来を目指しております。
「更年期」とは、およそ40歳代中頃から50歳代中頃まで(閉経前後5-10年程度)が該当します。この時期には卵巣機能が低下することで女性ホルモンの分泌が急激に減少し、それに伴って精神的・肉体的に様々な変化が認められます。
「更年期障害」とは、更年期に現れる多種多様な器質的な変化に起因しない諸症状(これを「更年期症状」と呼びます)の中で、日常生活に支障をきたすものを言います。更年期症状も含めてその主たる原因は、女性ホルモンの中でもエストロゲンの低下にありますが、これに一般的な加齢に伴う身体的変化、精神的・心理的な要因、社会文化的な環境因子などが複合的に影響することにより多彩な症状が出現します。更年期に生じる症状の中には、更年期障害以外の症状が紛れていることがあります(例えば、整形外科的な要因による腰痛や関節痛など)。更年期障害による症状かどうかの鑑別もしっかり行いつつ対応していきたいと考えています。
1.症状の総合的評価
2.血液中の女性ホルモン値の測定
3.他の疾患の可能性を除外する
4.心身症やうつ等の精神疾患との鑑別
更年期障害に対する治療ですが、認められる症状が血管運動神経症状主体(ほてりや発汗など)の場合には、女性ホルモンの補充療法(HRT)が有効です。その他の症状に対しても、結果的にHRTが有効である場合も少なくありませんが、症状によっては漢方療法が非常に有効な場合も少なくありません。また不安感・睡眠障害・抑うつ感などの精神神経症状が主体の場合には、必要に応じて抗不安薬や睡眠薬、抗うつ薬なども用いられます。ご本人の体調、ご希望等も踏まえつつ、治療方針を立ててまいります。
骨量が減少し、なお且つ骨組織の微細構造が変化することで骨が脆くなり骨折しやすくなった病態を言います。女性で一般に骨粗鬆症といわれているもののほとんどは、閉経後骨粗鬆症です。閉経後しばらくは無症状のことが多いのですが、高齢になると脊椎の圧迫骨折や大腿骨頚部骨折・橈骨遠位端骨折などを生じやすくなります。 診断には骨量を測定したり、血液検査の結果を参考いしたりします。治療としては、大きく分けて薬物を使わない食事療法(ビタミンDやカルシウムを多く含む食事を心がける)・運動療法と、薬物療法があります。
骨粗鬆症は無症状であるということ、骨量は加齢とともに必ず減少していく、という事実があります。健康で活動的な生活を送るために、閉経の頃からは定期的に骨量を測定し、必要に応じて骨粗鬆症の治療を受けるように心がけましょう。
血液中の脂質(コレステロール,トリグリセライド)が異常値を示す病気で、臨床的に問題となるのは高コレステロール血症と高トリグリセライド血症です。一般的には無症状のことが多いのです。
日本動脈硬化学会の基準によれば、LDLコレステロール(悪玉)140mg/dl以上、トリグリセライド150mg/dl以上、HDLコレステロール(善玉)40mg/dl未満が該当します。 治療には、大きく分けて薬物を使わない食事療法および運動療法と薬物療法があります。血液中の脂質の値にもよりますが、その他にその人がどの程度心臓血管系の病気のリスクが高いかにより薬物療法の開始基準が異なります。
エストロゲンの低下により発生する、腟粘膜の萎縮を主因とする非特異性の炎症性疾患であり、症状としては帯下感や性交時痛・性器出血などが挙げられます。ただし性器出血を来す場合は、子宮がんのような悪性疾患との鑑別が必要なこともあります。治療には、エストロゲンの腟剤ないし内服剤を用います。
今認められている症状が、日常生活に少なからず支障を及ぼしているようでしたら、治療が必要となってきます。
当病院では女性である院長が診療・検査を行ないますので、安心して外来受診をなさってください。